ヴァイオリンのメンテナンス

こんにちは。
木曜・金曜のヴァイオリンクラスを担当しております講師Hです。

9月の発表会の受付も始まり、各クラスでも準備が始まったことと思います。

今年も予想される暑い夏を乗り越え!、練習とがんばりの成果が発揮できるよう、体調も整えながら準備していきましょう。

発表会は、日頃練習で手にしてしているヴァイオリンと弓も、よいコンディションで迎えたいものですよね。
私のクラスでも、春~梅雨に入る前の今の時期、生徒さんのヴァイオリンの健康(コンディション)チェック、必要なメンテナンスのお薦めをしています。
とはいえ、発表会は9月なので少し判断が難しく…悩ましいです。

ヴァイオリンの基本的なメンテナンスは、弓の毛の張り替えや弦の交換といった、消耗品の交換です。
弓の毛の張り替えというのは、専門的な知識と技術を要するので、弦楽器専門の楽器店にお願いします。
弦の交換は講師や、仕方を習得した生徒さん自身やご父兄でもできます。
しかし、駒と魂柱という、ヴァイオリンの心臓部のバランスが不安定になる作業なので、慎重に行わなければなりません。
ヴァイオリンは原始的な造りで、くぎは使われていません。
古代からの緻密な計算によって、あのような音色が出るよう造られています。
表面はニスを纏っており、日本の気候に合った楽器ではありません。

自分を育ててくれる道具は大切です。
初心者の生徒さん、小さな生徒さんの楽器は見た目にはそれほどの消耗はないのですが、練習で付く手の脂や汚れで弦や弓の毛は日々劣化しています。
また日本の気候においては、楽器に負担がかかっています。
梅雨を前に、または発表会を前に、何か気になる事がある方は講師にご相談下さい♪
教室を通しても各メンテナンスを行なえますし、
1年に1度あるか無いかのような機会に、最初は敷居が高いように感じるかもしれませんが…楽器店に訪れ、プロの技術者に、全ての健康(コンディション)チェックをしてもらうのもお薦めです!
教室でレッスンを受けているだけでは感じられない雰囲気やヴァイオリンの魅力を垣間見る体験ができるのではないかな、と思います。
ご興味のある方は、弦楽器専門の楽器店についてもお気軽にお尋ね下さい。

講師 H・H

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