作曲家について知ってみよう

皆さん、こんにちは。

春になって、暖かくなってきましたね。気分も上がり、何か新しいことを始めたくなる季節ですね。

今日は、作曲家のブルクミュラーについて、取り上げたいなと思います。

ピアノを習っていたことがある人でしたら、ブルクミュラーって「知ってる、弾いたことある!」という人も多いのではないでしょうか?
その中でもとても人気のある曲、25の練習曲の「アラベスク」「貴婦人の乗馬」など、よく知られています。

バイエルや入門のテキストが終わった後、ブルクミュラーに入ることが多いです。
この段階にくると、少しピアノを弾けるようになってきた、色々な曲を弾けると感じる頃だと思います。

ブルクミュラーは、1806年に南ドイツで生まれ、26才の時にパリに渡り、教育者、ピアニスト、バレエ音楽作曲家として活躍し、そのまま67才で亡くなるまで過ごしました。

同時期にはポーランドから、ショパン。詩人のハイネなど、パリには多くの芸術家が押し寄せていた時代でした。

有名な25の練習曲を作曲する前は、ピアノの教則本が人気で、有名な教育者でもありました。バレエ音楽作曲家としても、活躍をしていました。私の友人がバレエ伴奏をウィーンでしているのですが、バレエの練習の時に、伴奏ピアノに合わせて、ブルグミュラーの25の練習曲でエクセサイズしたりするそうです。
そう言われてみると、バレエ音楽作曲家として活躍していたブルグミュラーの曲を練習する時に、踊ってステップをふんでいる様子を思い浮かべて、イメージしてみるのも、曲を上達させるコツかもしれませんね。

作曲家のことを少し知ると、遠い昔の外国人が作曲した曲というところから、一歩身近に曲を感じられ、曲をよく知るきっかけになりますね。

色々な表情をみせてくれる、ブルグミュラーの曲。
皆さんも楽しんで、練習してみてくださいね!

講師 T.I

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