ピアノのはなし。

こんにちは(^^)
暑い日が続いていますね。

今日は、ピアノの歴史、ピアノのご先祖さまについて、ちょっとお話ししたいと思います。

ピアノのご先祖が生まれる前は、クラヴィコードやチェンバロといった鍵盤楽器が主流だったのですが、1709年にイタリアのクリストフォリが、弦をハンマーで叩いて音だす、現在のピアノ原型を製作しました。
この楽器は、「強弱をつけられるチェンバロ」と名付けられ、大きな音も小さな音も自在にだせるということで、「ピアノフォルテ」と呼ばれるようになりました。
クリストフォリは、チェンバロの音の強弱が乏しいことを、不満に思い、発明したそうです。
ウィーン式・イギリス式アクションがあり、楽器は改良を重ね、ベートーベンの時代に飛躍的に発展していきました。

そして、フォルテピアノが時代を経て、たどり着いた楽器が、現在のピアノです。フォルテピアノの鍵盤は54鍵に対し、ピアノは88鍵となりました。弦は鋼線で、非常に強くなった張力を支えるフレームは、木製から金属になり、弦を叩くハンマーも大きくなりました。強弱の幅や色々な表現が可能になりました。

今現在もピアノは、人の生活やニーズにあわせて、変化しています。すごいですよね。
これからも、ピアノと共にある毎日を大切にしていければと思っています。

講師T.I

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