真田丸

こんにちは。
ヴァイオリン講師のHです。
雨ばかりが続き少しおかしかった9月から一転、秋晴れの日も多くなり今年も秋があってよかった!と、芸術の秋の10月を駆け抜けながら感じています。

先月下旬に行われました発表会。
おめでとうございました。
ヴァイオリンクラスは例年通りソロ曲と合奏曲があり、ご父兄の皆様のご理解や練習のサポートに、改めて感謝申し上げます。

私は初めて、講師演奏をさせて頂きました。
今年の話題の一曲でもある、NHK大河ドラマ「真田丸」のテーマ曲。
実はこの曲、ミューゼの代表でいらっしゃるK先生からのリクエストでした…!

オリジナルを演奏しているソリストは、同じ門下生でもある、実力・容姿共に大人気の三浦文彰くん。
小・中学生で国内のコンクールで優秀な成績をおさめ、ドイツ・ハノーファー国際コンクールを最年少で優勝したのを皮切りに世界で活躍する、日本を代表する若きヴァイオリ二ストです。
(ご興味のある方は、ぜひCD、演奏会などお聴きになって下さい♪)
お父様も有名なヴァイオリ二ストで、私が大学生の頃からお世話になっています。
そのため…、個人的になかなかのプレッシャーを感じながら練習を開始しましたが、短いながら、” サムライ魂 ”や” 武士の毅然 ”とも感じ取れる熱く、かっこいいメロディーが続く曲でした。
クラシック音楽からは、テクニックの難易度を含め、ハンガリーの作曲家・バルトークの作品を連想しました。

少し、私の演奏のエピソードを書きますと、
曲の中間部、盛り上がった曲調が落ち着きヴァイオリンが歌う部分…。
オリジナルの三浦文彰くんは、まるで武士が語っているかのような、悠然と歌っているのが印象的でした。
しかし私は女性であり歳も重ねていますので、私なりの解釈で、戦国時代の女性は心の中でたくさん泣いたのかしら…と、あえて切なくメロディックに歌ってみました。
また、今回ピアノ伴奏バージョンを演奏しましたが、少しでも元々のオーケストラバージョンが連想できるよう、疾走感や音色の厚みを意識して演奏しました。

子供の頃から日本史、世界史が好きで興味がありましたが、このような形で自分のヴァイオリンと結びつくとは思っていなく、おもしろい体験をさせて頂きました!ヴァイオリン講師H.H

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