こんにちは。
木・金・土曜日のピアノコースを担当している、A.Mです。
今年も、多くの生徒さんとご家族のおかげで、ミューゼの受付は明るくにぎやか!スタッフも忙しくしています。 でもレッスンの時はサッと切り替えて、先生と練習し、また元気よく教室にやって来る…。そんな毎週の積み重ねで、皆さんコツコツと上達しています。
さて、長くピアノを習っていると、興味をひかれることの一つに、行事や合唱コンクールの伴奏があったりします。
自分から学内のオーディションに挑戦し、見事選ばれたり、クラスで頼まれて引き受けてきたりと色々ですが、とにかくソロの発表会と違う最初の試練は、短期間で弾けるようにすること!です。
今年は二人の中学生の合唱伴奏をみましたが、譜読みは1ヶ月くらい。ピアノ譜はもちろん、歌のハーモニー・リズムや音の流れ、テンポ感を、耳に身体に馴染ませていきます。
それぞれ1年生らしい心の揺れや、疾走感を表した曲で、緊張しながらも楽しく取り組めたようです。
学年が上がると共に、合唱の内容も構成もピアノのテクニックも、どんどんレベルアップするので、講師としてはびっくりします。
弾き切れるかな?と心配になるのですが、そういう時の集中力や底力には、学生ならではのセンスが発揮されるようで、大人とは違ったきらめきがあります。
以前、生徒さんが舞台本番の映像を見せてくれましたが、全体を聴きながらピアノは出過ぎず、でもしっかりと合唱をリードしながらまとめていて、まさに「縁の下の力持ち」、絶妙な一体感でした。
伴奏でしか味わえない感覚も、かけがえのないものです…。
今はまだ低学年の生徒さん達も、これから機会があれば、ぜひサポートしていきたいと思います。
皆さん、良い年末年始をお過ごしくださいませ。
そして2020年も、講師&スタッフ一同、教室でお待ちしています。
講師 A.M