「音楽の引き算」

こんにちはギター講師のH•Tです。
私が中学生位の頃にギターの先生に「良い演奏をするには色々な音楽を聴くのも大事だけれど、その他にも沢山の絵画、映画、本、建築、海や山等の自然とかも観た方が良いよ」と教わりました。

その中で絵を描くのが好きだった私はよく絵画を観ました。
日本画では横山大観さんの縦約1m70cm、横約3m60cmが六双の大きな屏風画が好きで、全体に霧が薄っすら描いてあり、そこには屏風に対してとても小さな月とさらに小さな鶴が二羽が描いてあり、そして下に小さな孤島。あとは何も形らしき物が無い作品で「鶴は霧の中どこから来て何処へ行くのか?場所は?時間は?」

そして、今でも現役のイラストレーターの永井博さんの絵で青空の下にヤシの木、手前には手入れの行き届いたプールとビーチサイドには白のイスとテーブルが描かれておりとても綺麗なのですが「人物が全く描かれておらず」誰かが居た様な雰囲気があるのだけれど「何処に行ったのだろうか?
この場所は外国?日本?」等々見る者に色々な想像をさせて来ます。

音楽も弾けてくると色々と表現が増えすぎてしまう事があります、自分の為に弾くのであれば構わないですが、誰かに聞いてもらう際は前述の多くの表現を引き算をして聞いてくれる人に自由に考える余白を作ってあげれると良いですね。H•T

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