「新しい曲に取りかかる時」

音楽教室の皆さんこんにちは。

2月に入り寒さが本格的になってきました。練習する時は体調を崩さないように暖かくして臨みましょう。

発表会に出演される方は演奏する曲が決まってきた頃だと思います。新しい曲に取り掛かる際、どうすれば効率よく練習できるか悩むことはありませんか?

最初は楽譜を見ても何から始めていいのか分からず、つまずいてしまうこともあるかもしれません。でも、最初に地道なコツコツを頑張ることでいつの間にかイメージ通りに弾けるようになります!

1.全体を把握する。

新しい曲をもらったら、まずは楽譜をざっと見てみましょう。どんなメロディーが流れるのか、どんな雰囲気の曲なのかを感じ取ることが大切です。

  • 曲の構成の確認:曲想、メロディー、和声、調性など、曲の全体的な流れを把握しましょう。
  • 拍子やテンポをチェック:拍子やテンポがどのようになっているかを確認して、どのように弾きたいかイメージしてみましょう。

全体のイメージがつかめたら、細かい部分を練習する準備が整います。
2.パートごとに練習する。

一度に全てのパートを通して弾くのは最初は大変なので。まずは部分部分で練習してみましょう。

  • フレーズごとに練習:短いフレーズやメロディーを確認して、少しずつ進めていきましょう。

    右手、左手に分けて練習:ピアノなど、両手を使う楽器の場合は、それぞれが担う機能を理解するためにも、まずは片手ずつ練習して徐々に両手で合わせる方法が効果的です。

部分的に練習したパートをつなげていくことで、全体がしっかりと身につきます。
3.ゆっくり弾いてみる

初めて取り組む曲では、テンポを速くして弾く前に、最初はゆっくり弾くことがとても重要です。ゆっくり弾くことで、どのような曲なのかしっかりと理解することができます。

  • ゆっくりでも自分がどのように弾きたいかをイメージしながら弾けるといいですね!

新しい曲に取り掛かる時は、慌てずに一歩ずつ進めていくことが大切です。最初は難しく感じるかもしれませんが、その曲の好きなところをどんどん見つけて、発表会ではこんなにいい曲なんだよと聴いている人に伝えられる演奏ができるといいですね!
O.S

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