「上手だね」のその先へ

皆さまこんにちは。

道を歩いていると、桜が少しずつ咲き始めているのを見かけました。

春も、もうすぐそこまで来ているようですね。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

先日、4年間レッスンに通ってくれている生徒さんの推薦状を書く機会をいただきました。

どんな言葉でその子の良さを伝えようかと考えながら書き始めたのですが、不思議と手が止まることはなく、自然と言葉が浮かんできました。

そのときに、ふと気づいたことがありました。

私は普段から、その子の「良いところ」を心の中で言葉にしているのだな、ということです。

レッスンの中で、「上手に弾けたね」とお伝えすることももちろんありますが、それだけで終わることはあまりありません。

「今日は音がとてもきれいだったね。指の形を意識していたからかな?」

「難しいところも、最後までよく頑張ったね」

「今日はいつもより表情豊かに聴こえたよ。どんな気持ちで弾いていたのかな?」

そんなふうに、

どこが良かったのか、

どうしてそれができたのか、

ということを自然と考えるようにしています。

技術的に上手に弾けることも大切ですが、

それと同じくらい、その過程にある小さな変化や努力も大事にしたいと感じています。

「なんとなく上手に弾けた」ではなく、

「こうしたから良くなった」と自分で分かること。

その積み重ねが、次の成長へとつながっていくのではないかと思います。

また、こうした声かけは、生徒さんの自己肯定感にもつながると感じています。

できたことや頑張れたことを、具体的な言葉として受け取ることで、

「自分はできる」「少しずつ成長している」と感じられるからです。

今回、推薦状を書く機会を通して、

日々のレッスンの中で大切にしている思いが、自然と言葉として積み重なっていたことに気づかされました。

これからも一人ひとりの良さを大切に見つめながら、

その変化や成長を丁寧に言葉にして伝えていけたらと思います。

そうした積み重ねが、生徒さんそれぞれの自信や成長につながっていくことを願っています。

季節の変わり目ですので、どうぞ体調にはお気をつけください。

皆さまが穏やかな春を迎えられますように。

Y.M

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