『誰かの音に寄り添うということ』

皆さまこんにちは。

気づけば今年も残りわずかになりましたね。

秋があっという間に過ぎ去ってしまったようで、急に冬の冷たい空気が流れ込んできました。ついこの前まで薄手の服で過ごしていたのに、最近は手袋やマフラーを探す日も増えてきました。

皆さま、お変わりなく過ごされていますでしょうか。

さて今日は、私が普段から大切にしている「伴奏」のお話をしたいと思います。

私は仕事として、楽器や歌の伴奏をする機会が多くあります。

時間をかけて何度も合わせながら本番を迎えることもあれば、本番当日に初めましての演奏者とリハーサルをし、そのままステージに立つこともあります。

どんな場面でも大切なのは、お互いの呼吸を感じながら音のやり取りをすること。

ただ、相手に合わせようとすることに気を取られすぎると、音楽がなんとなく硬くなってしまうことがあります。だからこそ伴奏者は、寄り添うだけでなく、ときにはそっと音の流れを示したり、安心して演奏できるリズムを作って引っ張っていくことも必要です。

よく「ソロと伴奏、どっちが好き?」と聞かれるのですが、私は、誰かの音楽にそっと色を添えるような役割がとても好きです。

自分が前に出るよりも、相手の音が自然に輝くように支えることに喜びを感じます。

演奏後に

「気持ちよく歌えました」

「息ぴったりでしたね」

「とても弾きやすかったです」

などの言葉をいただけると、心から達成感と喜びを感じます。

今はちょうど、学校で合唱の伴奏に挑戦する機会も多い季節だと思います。

生徒の皆さんには、ぜひ積極的にチャレンジしてほしいなと思っています。

伴奏では、相手の音を聴く力や、音楽の流れをつかむ力、本番での集中力など、ソロとはまた違った面白さがあります。

“誰かのために弾く”という経験は、自分の演奏の幅を広げてくれる、とても素敵な時間になるはずです。

最近は例年よりインフルエンザや風邪が流行しているように感じます。

栄養と休息をしっかり取りながら、今年最後の1ヶ月をどうか大切にお過ごしください。

皆さまが温かく、穏やかに年末を迎えられますように。

Y.M

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