皆様こんにちは。
新しい年になり、あっという間に1ヶ月が経ちました。
冬休み明けのレッスンでは
「レッスンがお休みだったから」と
いつもよりドリルを進めていたり、新しい曲の譜読みをしていたり、両手で弾けるように練習してきていたり、生徒の皆さんの頑張りを感じることが出来ました。
私自身としては、ピアノの指導だけでなく、ソロのコンクールやフルート奏者の方との伴奏合わせなど、さまざまな形で音楽に触れた新年のスタートとなりました。
こうして色々な曲に触れる中で、改めて実感した“譜読みの大切さ”についてお話してみようと思います。
楽譜にはたくさんの情報が記されています。
音程だけでなく、リズムや音価(音の長さ)、強弱、アーティキュレーション、その他の音楽用語による指示など、それはもうここでは列挙しきれないほどの情報量です。
しかし譜読みとなると、いつの間にか「とりあえず弾けるようになること」「宿題をこなすこと」が目標になり、リズムや音価は何となくの雰囲気で、アーティキュレーションや強弱などはほとんど無視、という状態になってしまう生徒さんが多いように感じます。
例えば、legato(なめらかに、つなげて)で弾くべきフレーズをnon legato(音と音の間を切って)で演奏していたり、強弱の変化がほとんど無く最初から最後までf(強く)またはp(弱く)だけで演奏していたり、、、
このような譜読みに心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが先述の通り、楽譜にはたくさんの情報が記されており、そこから感じられる作曲家の思いもあるでしょう。
つまり、譜読みとは『作曲家からのメッセージ』を受け取ることなのです。
それを念頭に置いて今一度楽譜を眺めてみてください。
「なぜこのようなアーティキュレーションがついているのだろう」
「ここで強弱が変化するのはどうしてだろう」
「この音楽用語はどのような様子を表現したくて記されたのだろう」
と、今までとは違った世界が見えてくるかもしれませんね。
N.T